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帯北高男子、夢の全国選抜高校テニス初陣に「一戦必勝を」闘志

新調したジャージーに身を包み、一丸で一戦必勝を期す帯北の選手たち(前列中央が秋元悠主将)

 テニスの第43回全国選抜高校大会(日本テニス協会、全国高体連主催)が20日から26日まで、福岡県博多の森テニス競技場などで行われる。男子団体戦に帯北(北浦真斗監督、部員10人)が初出場する。十勝からは2016年の第38回大会の帯南商女子以来、5年ぶり2度目。男子としては初の大舞台となる。松本薫(1年)は個人戦シングルスにも参戦する。11日には新たにしたユニホームとジャージーが届いた。秋元悠主将(2年)は「出場は夢のようで、うれしいという言葉しかない。仲間と力を合わせて相手に挑んでいきたい」と、一戦必勝を期す。(北雅貴)

「わくわく」気合十分
廃部の危機越え

 帯北は昨秋、帯広の森で行われた全国選抜高校大会道地区大会で十勝勢男子として初の4強入り。順位決定戦の結果、3位と躍進した。個人戦でもダブルスで松本・観野凌雅組が十勝の高校生として初の優勝を果たした。団体戦優勝の道科学大高(札幌)と2位の札幌光星が北海道のブロック枠で全国切符を得て、帯北は1月31日に行われた選考委員会の推薦枠で大舞台をつかんだ。同委員会からは「廃部の危機を乗り越えながら、十勝から日本一を目指し、予選での台風の目となった」と評価された。

 創部して約40年。全道大会にも出場していた帯北は、2016年には部員が4人となり存続の危機も。当時を知る斎藤啓太顧問は「もちろん頑張っていたが、練習開始時間に遅れたりする生徒もいた」と振り返る。

 苦しい時期もあったが、法政二(神奈川)で指導者として全国準優勝の経験を持つ北浦真斗監督が19年4月に赴任した。20年には松本や観野ら力を持った1年生が入部。楽しさも、和気あいあいから努力して試合に勝つことへ変わっていった。就任以来、毎週1度はミーティングを実施。1~2時間ほど選手たちで話し合い、チーム力を高めてきた。

「皆で跳び上がった」
 今年1月31日の選考会。秋元主将は「めちゃくちゃ緊張していた。出場が決まり皆で跳び上がった」と笑う。その後の練習も気合十分で取り組んできた。

 松本は中学時に全国規模の大会に4度出場。今回で悲願の1勝を狙う。「試合中の感情をコントロールできるようになってきた。団体戦のトップシングルスはチームとして最初の試合なので、負けるわけにはいかない」と力を込める。観野も「わくわくしている。ゲーム中に落ち着いて作戦を考えられるようになった」と話す。

 最近は週に6日間、体づくりとともにラケットを振り込んできた。日ごろの体育館での練習は、大会会場のオムニコート(砂入り人工芝)より球足が速く、本番では落ち着いてプレーできそうだ。北浦監督は「全国初出場だが、誰も“記念大会”とは思っていない。全道大会に臨むように緊張感を持ってやっている」と選手の奮闘に期待を寄せる。

 大会は男女各47チームが参加。20日に開会式と組み合わせ抽選を行い、21日に団体戦の男女1回戦を実施する。個人戦はシングルスのみを行い、各チーム1人が出場する。

◇帯北
▽監督=北浦真斗
▽マネジャー=金澤夢姫
▽選手=松本薫(1年)観野凌雅(りょうが、同)佐藤柊斗(しゅうと、2年)西尾颯(そう、1年)秋元悠、森下颯天(はやて)、澤田和磨(かずま、以上2年)本夛蓮(1年)北優輝(同)鈴木陽斗(はると、2年)

関連写真

  • 初出場で一戦必勝を期す帯北の選手たち(前列右から2人目が秋元悠主将)

    初出場で一戦必勝を期す帯北の選手たち(前列右から2人目が秋元悠主将)

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