十勝毎日新聞 電子版

Tokachi Mainichi News Web

パスポート申請93・5%減 帯広市

コロナの影響で申請件数が落ち込んでいる市役所のパスポート窓口

 帯広市の今年度のパスポート(旅券)申請件数は1月末時点で195件にとどまり、前年同時期(2991件)から9割以上減少している。新型コロナウイルスの世界的な感染拡大で国際線が軒並み運休・減便となり、海外旅行に加えてビジネス出張が激減、旅券申請に影響した。

 コロナ以前の申請件数は毎月200~400件程度で推移していたが、昨年3月以降は月10~20件に落ち込んでいる。

 象徴的だったのは帯広大谷高校(大西正宏校長)の国際体験学習の変更。今年は行き先を急きょハワイから沖縄に切り替えた。

 例年は海外に行くことになっているため、入学した1年生は春休み中(12~3月)にパスポートを取得することになっていた。「コロナの影響で海外に行けるめどが立たない」(同校)とし、情勢を見守っている状況だ。

 市の担当者は「例年なら最も申請が多い1月でも窓口はほとんど混雑しなかった」とする。海外渡航がいつ回復するのかは不透明で、市役所1階のパスポート窓口は当面、「開店休業」状態が続くとみられている。(岡田優人)

関連写真

  • 帯広市役所のパスポート窓口(12日)

    帯広市役所のパスポート窓口(12日)

  • 帯広市役所のパスポート窓口(12日)

    帯広市役所のパスポート窓口(12日)

更新情報

「すももの里まつり」を4年ぶりに開催 18日にはメインイベントで飲食も

紙面イメージ

紙面イメージ

5.1(水)の紙面

ダウンロード一括(61MB) WEBビューア新機能・操作性UP

日別記事一覧

前の月 2024年5月
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31

十勝の市町村

Facebookページ

記事アクセスランキング

  • 昨日
  • 週間
  • 月間

十勝毎日新聞電子版HOME