帯広市がＨＰリニューアルで広報マスコットキャラ導入 市民の「総選挙」開始
（左から時計回りに）しらかんば、ぽてりす、ももんじゃが
帯広市は来年１月に行う公式ホームページ（ＨＰ）の大幅リニューアルに合わせ、広報のマスコットキャラクターを導入する。市が提案する３案から好きなキャラクターを市民が選ぶ「総選挙」が２０日から始まり、市は多くの投票を呼び掛けている。投票期間は１１月１３日まで。
リニューアル後のＨＰでは、全てのページがスマートフォンやタブレット端末でも見やすくなる。また、新しい検索機能やチャットボット（自動会話プログラム）による自動応答機能を追加する。導入するキャラクターはチャットボットシステムなどの案内役として登場する。
選考対象となるキャラクターはシラカバの妖精ばん馬の「しらかんば」、エゾモモンガのようなジャガイモの妖精「ももんじゃが」、ジャガイモを食べ過ぎた好奇心旺盛なエゾリスの「ぽてりす」。しらかんばは十勝晴れと農業好き、ももんじゃがは食べるのが好きで飛べない、ぽてりすは素早く情報を届けるのが得意など、それぞれに特徴がある。
ＳＮＳやシールで
「総選挙」は市の公式ＬＩＮＥ（ライン）からの投票、図書館や児童会館に設置した投票ボードによるシール投票、ファクス投票、ウェブ投票＝ＱＲコード＝、保育所・幼稚園の子どもたちによるシール投票で行う。
投票結果は広報おびひろ２月号で発表する。市は「キャラクターに対して愛着を育み、広報媒体を見るきっかけにしてほしい。多くの皆さんに投票してもらいたい」（広報広聴課）と呼び掛けている。（川野遼介）
