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新型肺炎で利用低調、高校生利用が過半数 新総体1週間

新型肺炎の影響で利用が低調な新総体。受付窓口には感染症対策を呼び掛ける張り紙を掲示

 帯広市の新総合体育館「よつ葉アリーナ十勝」は2月29日のオープンから1週間が経過した。7日までの総利用者数(見学者含む)は1874人で、団体利用は3件にとどまった。うち1回券の利用者数は1408人で、内訳は一般648人、高齢者48人、高校生が712人。新型コロナウイルスの感染を心配し高齢者が利用を控える半面、臨時休校を背景に高校生の利用が過半数を占めた。

 団体利用が極端に少ないのは、新型肺炎の拡大を考慮して利用自粛の流れが強まったためとみられる。また、小学生と中学生は休校措置に伴い、施設の利用を断っている。少年団などの団体利用がないことも利用者数に影響した。

 3月中の各種競技会の予約は全てキャンセルとなっている。

サブアリーナでバスケットボールやバドミントンを行う利用者(8日)

 オープン前の一般内覧会には3日間で計3509人が来場しており、市総体マネジャーの西尾仁さんは「内覧会の来場数から考えると利用者数は少ない。特に高齢者の利用が旧総体と比べて3分の1にとどまっている」と話している。

 事務局では各階に消毒液を配置、手洗いを啓発するなど衛生管理を徹底している。利用者が多いトレーニング室は除菌シートで消毒するなどの対策を施している。(岡田優人)

関連写真

  • メインアリーナでスポーツを楽しむ利用者(8日)

    メインアリーナでスポーツを楽しむ利用者(8日)

  • 入場口に設置される消毒液を利用する来場者(8日)

    入場口に設置される消毒液を利用する来場者(8日)

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