帯八中が2年連続学校賞 ドコモ未来ミュージアム
日本最大級の創作絵画コンクール「第18回ドコモ未来ミュージアム」(NTTドコモ主催)で、帯広第八中学校(能戸貴英校長、生徒442人)が2年連続で「学校賞」(各都道府県から1校)を受賞した。
同コンクールは未来をつくる子どもの夢を応援しようと、2002年から毎年開催。累計で167万点を超える作品が寄せられている。今年の応募テーマは「僕たち私たちの未来のくらし」。未就学児から中学生まで、全国から13万9957点の応募があった。
学校賞は積極的な応募や優秀な成績を収めた学校に贈られる。帯広第八中は今回403点を応募。22日に同校で授与式が行われ、ドコモCS北海道帯広支店の畑英明支店長が生徒会長の佐藤こはくさん(2年)に賞状を手渡した。
胆振東部地震で停電になった時に見た満天の星が忘れられず、画用紙いっぱいに夜空と天の川を描いた佐藤さんは「学校全体の取り組みとして賞が取れたので、自分もみんなもこれからも頑張ろうと思える」と受賞を喜んだ。
美術を指導する西中ますみ教諭(44)は前任校の音更下音更中で6回、さらに前の鳥取西中(釧路市)で4回の学校賞受賞経験がある。
通算12回目の栄誉に「生徒や担任の先生方が熱心に取り組んだたまもの」と話した。(細谷敦生)