十勝毎日新聞 電子版

Tokachi Mainichi News Web

にじいろ食堂でコラボメニュー 士幌高校生

コラボメニューを売り込んだ野菜専攻班の生徒。右はシェフの斉藤さん

 【士幌】士幌高校(近江勉校長、生徒143人)と町内の道の駅ピア21しほろ内にある「にじいろ食堂」がコラボレーションメニューを開発し、22日に同食堂で提供された。同校の野菜専攻班に所属する生徒6人が、来店客にメニューや校内での取り組みを説明しながら売り込んだ。

 同専攻班では、多種類のハーブを栽培している。副菜であるハーブを使って士幌産食材の味を引き立たせながら食材の魅力をPRすることを目的に、コラボメニューを開発した。

 同校で栽培されたセージとローズマリーの2種類のハーブを練り込んだハンバーグ、乾燥ハーブを使って作ったハーブソルトをかけたフライドポテト、同校の草花専攻班が栽培したエディブルフラワーを使ったサラダなどを提供。ハンバーグのセットは24食販売し、食事を終えた客に味や見た目のほか、「士幌町食材の魅力を感じることはできたか」などとアンケートで聞いた。

 2年生の藤原連理さんは「お客さんから『おいしい』という反応をもらえてよかった。ハーブの魅力をもっとたくさんの人に知ってほしい」と感想。20回ほど試作を重ね、今回のコラボメニューを開発したシェフの斉藤誠幸さんは「ハーブの量と組み合わせによって味が大きく変わる。おいしい配分を探すのが難しかったが、高校生から新しい刺激を受けることができて楽しかった」と話した。

 今回は1日限定の提供だったが、今後は季節に応じてハーブの種類を変えながら、士幌高校とにじいろ食堂によるコラボメニューの開発を進めていく予定だ。(石村茉矢通信員)

関連写真

  • 来店客にコラボメニューを売り込む野菜専攻班の生徒

    来店客にコラボメニューを売り込む野菜専攻班の生徒

更新情報

五感駆使し自然体感のビンゴ体験 本別で親子ら笑顔

紙面イメージ

紙面イメージ

5.7(火)の紙面

ダウンロード一括(86MB) WEBビューア新機能・操作性UP

日別記事一覧

前の月 2024年5月
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31

十勝の市町村

Facebookページ

記事アクセスランキング

  • 昨日
  • 週間
  • 月間

十勝毎日新聞電子版HOME