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とかち文化まつり開幕 「天の讃歌」をテーマに

共同制作作品「天の讃歌」が展示された文化まつり会場(20日午前11時10分ごろ、新井拓海撮影)

 美術や郷土史、食など十勝のさまざまな文化が集う祭典「第17回とかち文化まつり」(NPO十勝文化会議主催)が20日、帯広市内のとかちプラザで開幕した。「天の讃歌」をテーマに、同会議の11の部会が作品展示やステージ、研究発表を行う。24日まで。

 初日は写真、文芸、美術、書道、華道の展示部門を中心に開催。各部会員たちが手掛けた作品の数々が来場者の目を引いている。

 アトリウムの中心に据えられた二つの大壁画は、一つの大きさが高さ1・8メートル、幅5・4メートルで、美術部会を含む各部会員の参加で制作された。戦後十勝の開拓をイメージし、雄大な平野や牧草地帯、馬耕や乳牛の様子がこの地の自然の豊かさを象徴している。

 23、24日には講演会やトークセッション、24日午後0時半からは館内のレインボーホールで芸術発表会も開かれる。(大木祐介)

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