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シーベリー味わって キルギスと士幌の特産品アピール 23、24日

「シーベリーの魅力を知って」と話す堀田社長(左)と古茂田さん

 【士幌】シーベリーを特産品とした共通点を持つ、町とキルギスの交流イベントが、23、24の両日午前10時から町内の道の駅で開かれる。2日間を通じてキルギスの風土や文化を学ぶ、シーベリーを味わう、シーベリーの魅力を体験する内容となっている。

 駅内でレストランなどを運営するat LOCAL(堀田悠希社長)の主催。キルギスでは加工技術が発展途上にあり、シーベリーを使った食品加工に取り組む士幌高校に研修員が訪れたり、同校の生徒とキルギスの農業技術学校の学生がスカイプ(インターネット電話サービス)で交流したりするなど親交がある。

 そうした経緯を踏まえ、堀田社長が両地域の関わりをより深めるためのイベントを企画し、JICA(国際協力機構)北海道(帯広)に持ち掛けた。町下居辺でシーベリーを栽培している酒井ハスカップ園に協力を依頼し、シーベリーを提供してもらうことに。町地域おこし協力隊員の古茂田紫乃さん(30)にも元青年海外協力隊だった縁でJICA側から声が掛かり、現在は堀田社長らと準備を進めている。

 当日は「シーベリーDAY!!」と題し、カフェ寛一ではシーベリーを使ったスムージー(540円)、にじいろ食堂でキルギスの代表料理「ラグマン」のランチ(1200円)を提供する。美容効果が高いとされるシーベリーオイルを使ったハンドクリーム作り体験もあり、古茂田さんの指導で行う。各日定員20人前後で、体験料は1000円。予約可。このほか、町とキルギスの関連事業を紹介するパネル展示、キルギスの文化や歴史などが分かるスライドショーを放映する。

 堀田社長は「シーベリーは“ビタミンエース”と呼ばれるほど栄養価が高く、注目度の高い果実。町内での知名度向上につなげたい」と意気込んでいる。両日とも午後3時まで。問い合わせは同社(01564・5・5111)へ。(小縣大輝)

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