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本物?ボールペン画の世界 帯広の伊藤さん創作続ける

ペンや色鉛筆で本物に近い色を表現する伊藤さん(塩原真撮影)

 本物そっくりな魚やハンバーガーにびっくり-。帯広の伊藤勝昭さん(75)のボールペン画展が、市内のおびしんふれあいギャラリー(西3南14、帯広信用金庫中央支店ビル1階)で開かれている。ペン1本で描いたリアルな絵が来場者の関心を集めている。

 伊藤さんは幼い頃から絵を描くのが好きで、独学で描き続けてきた。市内の印刷会社でデザインなどを担当し、退職後も趣味の釣りで得た魚などを題材に創作を楽しんでいる。

「細かい部分まで」
 自身の75歳と令和の節目に開いた展示では、新作を含む約30点を飾っている。黒のボールペン1本のみで流木や魚を緻密なタッチで表現。一つの絵にペンは1本も使い切らないという。本物そっくりのハンバーガーやひじきパンは色鉛筆画で、赤・青・黄の3原色を主に使い、色を重ねていくことでより本物に近い質感を出している。

 半年かけた「一羽のカモメ」は荒れ狂う波間を飛ぶカモメの姿を描いた大作。「細かい部分まで描くのが楽しい」という伊藤さんは「画用紙とボールペンでこれだけ絵が描けるところを見ていただければ」と話している。13日まで。午前10時~午後4時(最終日は同3時まで)。(松田亜弓)

「ひじきパン」

「一羽のカモメ」

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