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「ジュエリーアイス」ポスター 2年連続全国入賞

入賞に選ばれた「ジュエリーアイス」の観光ポスター。左と中央が岸本氏、右が浦島氏の撮影

 【豊頃】真冬に大津海岸に打ち上げられる氷塊「JEWELRY ICE(ジュエリーアイス)」を題材に、町観光協会(大谷友則会長)が制作した観光ポスターが第67回日本観光ポスターコンクール(日本観光振興協会)で前回に引き続き2年連続で「入賞」作品に選ばれた。

 同協会が、全国から応募があった147点の中から「国土交通大臣賞」や「入賞」など優秀作品9点とオンライン投票結果を発表した。道内で優秀作品に選ばれたのは、豊頃町観光協会と室蘭観光推進連絡会議(日本観光振興協会会長賞)の2点だけだった。

 町観光協会はジュエリーアイス観光の人気を追い風にして、前回に続き2回目の応募。朝日に輝くジュエリーアイスの美しさを3枚一組で表現した。ポスターの撮影は札幌在住の写真家岸本日出雄さんと、ジュエリーアイスの名付け親で帯広市の写真愛好家浦島久さんが手掛けた。

 3枚のポスターの右上には、それぞれのタイトルが記されており、岸本さんが「寒さの先にある 感動の光景に 逢いに行こう」と「ここにしかない 神秘的な世界を その目で見よう」の2枚を担当し、浦島さんは「自然が造り出す 氷の芸術を 体験しよう」を撮影した。

 審査の結果、「ジュエリーアイス」は「入賞」2点のうちの一つに選ばれた。町観光協会事務局は「2年連続で入賞できたのはうれしい。豊頃町の観光資源であるジュエリーアイスをさらに多くの人に知ってもらうきっかけになれば」と話している。

 同コンクールは1947年に始まった全国公募展。今回は全国の応募作品を対象に1次審査で上位52点まで絞り込み、一般市民参加のインターネット上での人気投票(2月8日~3月11日)も実施した。

 その後、評論家の山田五郎さん、写真家で映画監督の宮澤正明さん、グラフィックデザイナーの左合ひとみさんら専門審査員を交えて3月下旬に審査会が行われた。(内形勝也)

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