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土器の魅力にドキドキ 百年記念館 まちマイ緑園中エリア編

「縄文文化と共に施設の存在をもっとPRしたい」と話す主任補・学芸員の森久大さん

時代幅広く展示
 帯広百年記念館埋蔵文化財センター(西23南4)では、帯広市内の遺跡発掘調査で出土した土器や石器などが保管・展示されている。

 同センターは2005年、百年記念館の分館として開館。収蔵するのは、石器や土器が大半で、土偶やクルミが炭化した物なども収蔵されており、収蔵品全体で107万点にも上る。その一部は一般向けにも公開され見学できる。

 百年記念館の常設展示室では見られない年代、若葉の森遺跡(約3万年前)から擦文時代(12世紀ごろ)まで幅広い年代の土器を展示。百年記念館の常設展示室で見られる年代の物でも、同センターでは別の模様の土器が並べられるなど見どころ満載だ。

 市内の発掘調査の報告書もそろっており、十勝管内の年代ごとの遺跡のパネルもある。

 同センターを担当する主任補・学芸員の森久大さんは「各時代の資料が全体的にほぼ途切れず網羅して見られ、より広く深く先史時代を知ることができ、興味のある方なら半日いても飽きないほどの魅力がある」と話す。

 埋蔵文化財センターの開館は、午前9時から午後5時まで。休館日は日・月曜日と祝日の翌日。入館無料。電話(0155・41・8731)(藤島諒司)


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