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農水省が「なつぞら」解説 豆知識で酪農の魅力発信

農水省が発信する「なつぞら」独自解説

 農林水産省は、NHK連続テレビ小説「なつぞら」を独自解説し、ストーリーに関わる酪農・畜産の豆知識をホームページ(HP)で発信している。同省が朝ドラを解説するのは異例で、なつぞらの高い注目度がうかがえる。

 なつぞらは酪農シーンが登場することから、多くの人に酪農の魅力を知ってもらおうと企画。「今日の『なつぞら』畜産部解説」と題し、1週目は「牛乳はおいしい」「牛は何を食べるの?」などを取り上げた。

 幼少期のヒロイン奥原なつ(粟野咲莉)が柴田泰樹(草刈正雄)とアイスクリームを食べ、涙を流すシーンが印象的だった第4話では、アイスの歴史を紹介した。

 日本初のアイス「あいすくりん」は明治2(1869)年に発売され、大正時代半ばから家庭で食べられるようになったと説明。なつぞらの舞台の昭和20~30年代はカップアイスやアイスクリームバーが商品化され、子供たちに大人気となり始めた時代とした。「あいすくりん」の値段は50銭で、「当時の白米10キロが55銭という記録があり、まさに高嶺の花だったと言えるでしょう」と解説した。

 同省畜産部は「職員が朝ドラを見て面白いと感じた独自解説を、今後も随時発信する」としている。(池谷智仁)


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