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帯広出身吉田政弘さんがドラマ出演 都内で接骨院経営

ドラマ「黒薔薇2」への出演を果たした吉田さん(右)と和泉監督

 【東京】女優の貫地谷しほりと俳優の岸谷五朗の刑事コンビによるドラマの第2弾「黒薔薇2~刑事課強行犯係 神木恭子」(テレビ朝日系、年内放送予定)に、都内などで接骨院を営む帯広出身の吉田政弘さん(52)が、刑事役で出演する。セリフこそなかったものの、1週間で20シーン以上を撮り終え「今から見るのが楽しみ」と放映を心待ちにしている。

 吉田さんは帯広豊成小、帯広第四中、東海大第四高(札幌)、北海道柔道整復専門学校(同)卒。現在札幌市、川崎市、世田谷区三軒茶屋に接骨院を開いている。

 今回のきっかけは、ドラマの監督を務める和泉聖治氏とのつながり。和泉監督はドラマ「相棒」シリーズで知られる。吉田さんとは7、8年前にある俳優を通じて知り合い、意気投合。プライベートでの付き合いを続けている。

 吉田さんは以前「相棒」で、和泉監督の要請で刑事役として3秒間1シーンだけの出演も果たした。今回も和泉監督から「刑事役で出ろ」と声を掛けられた。

撮影現場でスタッフらにマッサージを施す吉田さん(左)

 また1シーンくらいと思いOKしたところ、セリフこそないものの、主演の岸谷さんとの2ショットや、夜勤の背景でカップラーメンを食べたり、同僚の肩をもむシーンなど、思った以上の登場機会に恵まれた。監督からは「『吉田、うまいな』と褒められた。『編集したら、ずいぶん出ている』と連絡もいただいた」と話す。

 昨年12月中に1週間、出演者やスタッフのボランティアマッサージ師としても活躍。現場で「臨時治療院」も開き、100人くらいにマッサージ。岸谷さんは気さくに話しかけてくれ、体のメンテナンスの仕方などを尋ねられたという。他にも俳優の川口覚さんからは「役作りの話を聞かせてもらった」という。

 和泉監督は厳しい人だが「現場の雰囲気は良く、和気あいあいだった」と吉田さん。撮影終了後、共演をきっかけに来院してくれる人も。「和泉監督の作品なら、機会をいただければまた出てみたい」と放映だけでなく、“俳優”としての次回オファーも楽しみにしている。(植木康則)


◆「黒薔薇2~刑事課強行犯係 神木恭子」について
番組の概要(放送日は未定)-テレビ朝日公式ホームページ

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