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上浦幌中生徒が浦幌町の魅力パンフに

「うらほろ再発見の旅」を手にする(左から)平田さん、八太さん、榑松さん、角田さん

 【浦幌】上浦幌中学校(池田哲校長、生徒14人)の1年生4人が、町内で働く人たちを取材し「うらほろ再発見の旅」と題したパンフレットにまとめた。生徒らは取材を通じて古里の魅力に改めて触れた。

 パンフレットは、総合的な学習の時間の一環で取り組んだ。作成したのは角田楓人さん、八太柚帆さん、平田小雪さん、榑松美星(みほ)さんの4人。

 取材対象者は、担任の甲谷聡枝教諭にアドバイスしてもらいながら、町立博物館の持田誠学芸員や林業で働く女性、若手農業者ら8人を選んだ。

 町内で働く8人からは町の印象や仕事への思い、将来の夢などをインタビューした。同博物館の持田学芸員には「浦幌の自然を保護したい」といった、仕事の目的意識などを聞き出した。

 恐竜絶滅の原因とされる巨大隕石(いんせき)の衝突でできたK/Pg境界層や、浦幌炭鉱跡など町の見どころを紹介する「うらほろ まっぷ」のページも設けた。

 角田さんは取材を振り返り、「町の良さを再確認できた」と笑顔を見せ、八太さんも「たくさんの人が町を支えていると知った」と目を輝かせた。

 また、平田さんはパンフレットに掲載された記事に触れ、「取材した一人ひとりの魅力が伝わる記事にできた」と胸を張り、榑松さんは「温かくてすてきな人たちだった」と満面の笑みを浮かべた。

 パンフレットはA5判8ページでフルカラー。1100部を印刷。完成したパンフレットを手にした4人は「何度も書き直したので、達成感でいっぱい」と話している。

 町立博物館や町図書館、複合施設「フタバ」など町内数カ所に置き、自由に持ち帰ってもらう予定だ。(円子紳一通信員)

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