巣立ちの時 万感 管内高校卒業式
十勝管内の公立・私立全24高校で1日、卒業式が行われた。春を感じさせるうららかな陽気の中、約2850人が思い出の詰まった学びやを巣立った。
帯広三条高校(野呂俊夫校長、生徒787人)では午前9時50分から、卒業生272人が拍手に迎えられて入場。卒業証書の授与では担任教諭から一人ひとりの名前が呼ばれ、野呂校長から代表の生徒に証書が手渡された。
野呂校長は「自分の夢を大切に、新しい時代の力になることを望んでいる」と式辞。来賓の川端和仁PTA会長、谷脇正人同窓会長が祝辞を述べた。
卒業生を代表して太田蓮さん(2組)が「先生や周りの人に何度も助けてもらった。三条高校で生徒会長を務めることができて幸せだった」と答辞を述べた。
最後に校歌を斉唱、クラスごとに保護者に向けて感謝のメッセージを伝え、温かい拍手で見送られた。式後は各教室で最後のホームルームを行い、別れを惜しんだ。(牧内奏)
◆十勝管内10校の写真、動画を掲載
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