認知症ガイドブック改善点を協議 帯広
帯広市の「認知症ガイドブック」の改善点を話し合うワークショップ(WS)が21日、市役所で開かれた。
認知症ケアネットワーク会議の取り組みの一環。地域包括支援センターの職員ら12人が参加した。認知症に対する啓発が課題になっていたことから、ガイドブックをテーマに初めてWS形式で意見交換した。
最期の迎え方を家族間で話し合う時期について、現在の冊子は「介護が必要になってから」としており、出席者から「(本人が)正常なうちに話し合うべき」との指摘が上がった。冊子のデザインについても意見が出ていた。
市は意見を踏まえ、6月末ごろに2019年度版を4000部製作予定。認知症サポーター養成講座や認知症カフェ、医療機関などで配布する。(丹羽恭太)