なつぞら舞台の十勝をPR 振興局がなっちゃん隊結成
来春放送予定のNHK連続テレビ小説「なつぞら」を盛り上げようと、十勝総合振興局は3日、女性職員による「なっちゃん隊」を結成した。隊員となった職員が関連するPR企画に参加したり、SNSで発信したりして舞台となる十勝をアピールする。
3日は三井真振興局長と隊員となった職員26人がNHK帯広放送局を訪問。高木剛局長に結成を報告し、「十勝が初めて舞台になった喜びを感じながら、いろいろな形で盛り上げたい」と述べた。
NHK帯広放送局では、広瀬すずさんが演じるヒロインの奥原なつにちなんで、「あなたの周りの“なっちゃん”」をテーマに女性の写真を募集している。具体的には家族や恋人、友人など夢に向かってチャレンジしている人で、なっちゃんと呼ばれていない人も応募できる。
写真は「なつぞら」をPRするフォトモザイクアートに使う。アート作品は来年の「おびひろ氷まつり」で披露する予定。
なっちゃん隊の女性職員も写真を応募し、三井局長は「職場や学校などの単位でも参加が広がれば」と述べた。環境生活課の高田都さん(26)は「大好きな十勝が舞台になっていることを全国にPRしたい」と話していた。
応募はNHK帯広放送局なつぞら特設サイト(http://www.nhk.or.jp/obihiro/)で受け付けている。(伊藤亮太)