夏休みの思い出胸に登校 力作披露
帯広市内の小学校26校を含む十勝管内の64校で20日、始業式が行われた。夏休みの思い出を胸にした児童たちが元気いっぱい登校し、校舎中に笑い声を響かせた。
帯広光南小(上坂寛校長、児童369人)では午前9時40分から式が始まった。児童たちは「おはようございます」と元気いっぱいにあいさつし、上坂校長が「気持ちを切り替えて、実りのある2学期にしましょう」と呼び掛けた。
式が終わり各教室に戻ると自由研究の発表が行われた。2年2組では、プリンのカップでできた風鈴や、木のブロックで作ったカレンダーなど、それぞれの力作が並んだ。作品紹介で、折り紙で作った弓矢を実際に射ると、「すごい」「本物みたい!」と声が飛び交った。
山本光彩(ひかり)さん(8)は「家族で出かけて初めてウオータースライダーを体験した。2学期は漢字をたくさん覚えたい」と話した。
十勝教育局によると、管内の全学校で22日までに2学期が始まる。(牧内奏)