ペダルこいで汗 更別でママチャリレース
【更別】全日本ママチャリ耐久レース(実行委主催)が28、29日の両日、十勝スピードウェイのサーキットで開かれた。道内外から全97チーム約830人が出場し、1周3・4キロのコースで1台の自転車を交代で乗り継ぎペダルをこいだ。
1998年に始まったママチャリレースは今回が第20回開催記念大会。休憩を含む「20時間耐久」で、第1レース(28日午後5時~同8時)と第2レース(29日午前6時~午後1時)に分けた変則日程で行った。
1チーム2~10人で年齢や車両規定など8クラスに分かれ、周回数を競った。昨年に続き高校時代の仲間らと出場した山岡里咲さん(26)=帯広=は「同級生が年1回、集まれる場にもなっていて楽しい」と笑顔で話した。
28日深夜はフォークソングのライブなどが行われた。十勝スピードウェイによると、29日午前6時20分ごろ、走行中の男性が転倒し顔などにけがを負い、帯広市内の病院に救急搬送された。とかち広域消防局によると、男性は骨折の疑いがあるが、命に別状はないという。(高津祐也)