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天候回復祈りてるてる坊主2体目 作物生育遅れ受け振興局

2体のてるてる坊主を持つ三井局長(中央)と作製した農務課職員

 6月中旬以降、天候不順が続き、農作物の生育が遅れ始めたことを受け、十勝総合振興局は新たなてるてる坊主を作り、三井真局長の執務室に取り付けた。どの作物にとっても収穫前の大事な時期に差し掛かるため、天候回復の願いを託している。

 振興局では農業を担当する農務課で、毎年てるてる坊主を作っている。今年は6月上旬までは天候に恵まれ、作物は順調に生育していたが、ここに来て「1体目のパワーが落ちてきた」(三井局長)と考え、2体目を作った。

 1体目と同じように、不用になった書類を白い布でくるんでいるが、大きさは1・5倍の約80センチに膨らませた。頬には明るい太陽をイメージしたオレンジ色のフェルトを付けている。

 今後、他の作物のトップを切って、小麦が成熟と収穫の時期を迎える。

 三井局長は「小麦の出来が良いと管内の景況も良くなる。営農指導と病害への対応には万全を尽くし、天気はてるてる坊主に運を呼び込んでもらい、昨年同様の豊穣(ほうじょう)の秋につなげたい」と2体に願いを込めている。
(伊藤亮太)

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