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アルシスとノルドエコーが初の合同コンサート

多くの来場を呼び掛けるアルシスとノルドエコーのメンバーたち

 帯広の女声合唱団アルシス(武藤夢路代表、13人)と合唱などの音楽サークル「ノルドエコー」(久富徴子代表、15人)の初のジョイントコンサートが7月22日に帯広市民文化ホールで開かれる。本番に最高の演奏をと、メンバーたちが練習に励んでいる

 ふだんは別々に活動しているが、「人数の多い豊かな合唱を」と大人数のステージに挑戦することに。昨年から企画を温め、今年4月から月1回のペースで合同練習を始めている。

 本番は4部構成で、それぞれのステージの後、合同で合唱曲とポップスの2ステージを披露する。合唱曲は「寺山修司の詩による6つのうた『思い出すために』」、ポップスは「上を向いて歩こう」「365日の紙飛行機」などを予定。ゲストでパーカッションの神田直樹さん(札幌)が出演する。

 24日は3回目の合同練習を市内の明和小学校音楽室で行い、約20人が1カ月後に迫った本番に向けて声を合わせた。「思い出すために」の練習では、アルシスを指揮する小林徹士さんが発声の強弱などを丁寧に指導し、「てがみ」「世界のいちばん遠い土地へ」などで美しく伸びやかな声を響かせていた。

 武藤さんは「初めての試みで私たちもわくわくしている。2つの個性がとけ合ったハーモニーを楽しみにしてほしい」、久富さんは「お互いに刺激し合って、とにかく楽しみたい」と話している。

 7月22日の会場は同ホール・小ホールで、午後2時半開演。チケットは800円(未就学児無料)でチケットらいぶ(同ホール内)、チケットぴあ、勝毎サロン、旭楽器、井関楽器で販売。問い合わせは武藤さん(090・9510・7156)、ノルドエコーの寺川さん(090・5950・1729)へ。
(小林祐己)

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