オレノココロ号や鈴木騎手ら表彰 ばんえいアワード
ベストジョッキーに選ばれた鈴木騎手（左から４人目）
昨年度に活躍したばんえい競馬の競走馬や関係者をたたえる「ばんえいアワード２０１７」の表彰式が４月３０日、帯広競馬場で行われ、多くのファンが見守る中、受賞者に賞状などが贈られた。
アワードは、ばんえい競馬を主催する帯広市と楽天競馬が共同で実施。ファン投票を基にした「ベストホース」にオレノココロ（槻舘重人調教師）、「ベストジョッキー」には鈴木恵介騎手が選ばれた。
昨年度１６７勝と、１０年連続年間最多勝を獲得した鈴木騎手は「今年もファンの期待に応えられるよう頑張りたい」と話した。ばんえい記念を連覇したオレノココロは、槻舘調教師らが出席し、ばんえい記念３連覇を目指すことを宣言した。
他にも、最優秀生産者の本寺政則さん、ベストトレーナーの槻舘調教師らが表彰された。
また、ＮＰＯ法人とかち馬文化を支える会（三宅陽一理事長）の「２０１７年度ばんえいフェアプレー賞」が発表され、鈴木騎手が選ばれた。同賞は優れた技能で公正な騎乗を続けた騎手に贈られる。最多勝の鈴木騎手は年間騎乗数が８８４回に上ったが、戒告や騎乗停止がなかったことが評価された。
（池谷智仁）
