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オープンに向け準備着々 帯広の森陸上競技場で除雪

手作業で慎重に除雪作業を進める財団職員(14日午前10時半ごろ)

 4月1日に供用開始予定の帯広の森陸上競技場で14日、指定管理者の帯広市文化スポーツ振興財団(金澤耿会長)の職員約50人が、手作業でトラックなどの除雪作業を始めた=写真。

 1日の大雪の影響で、場内の積雪は約80センチと例年より多め。今年一番の最高気温を記録する暖かさの中、午前9時半から、職員の一部は半袖姿で汗を流しながら、手押しダンプを使ってトラックや跳躍場に積もった雪をフィールド内と場外に移動していた。

 除雪は16日まで、延べ約130人態勢で行われ、フィールドには来週にも融雪剤をまく。同財団第2スポーツ振興課の池田鉄也副主幹(53)は「この競技場から、福島千里選手などが世界に羽ばたいた。次につながる選手が育つように環境整備などで手伝いをしていく」と話していた。(折原徹也)

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