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災害のないまちづくりを 帯広市消防出初め式

消防団員らの前で妙技が披露されたはしご乗り(5日午前9時40分ごろ、塩原真撮影)

 帯広市消防出初め式が5日午前9時から、市消防庁舎前で行われた。新年を迎え、消防団員らが災害のないまちづくりを目指して士気を高めた。

 式には市消防団(朝日正行団長)の団員354人に加え、帯広消防署員、来賓合わせて約490人が参加。団員と車両計16台による分列行進の後、朝日団長が「全国各地で災害が続いており、十勝でも大地震発生の可能性が指摘されている。信頼され、親しまれる消防団であるよう一層の尽力を」と訓示した。

 平和の象徴であるハト100羽を放つ放鳩(ほうきゅう)式と、園児による風船200個のバルーンリリースを行い、帯広鳶(とび)土工事業組合の若鳶会が伝統芸を披露。火消しが唄う木遣(きや)りと纏(まとい)振りに続き、はしご乗りでは高さ6・4メートルのはしご上で、職人が足や手を離す技を成功させるたびに拍手が送られた。

 その後、庁舎内で永年勤続者を表彰した。米沢則寿市長が「とかち広域消防局が運用されて4月で3年目を迎える。19市町村の連携と協力の下、地域の消防防災体制の充実強化を図っていく」と述べた。
(高津祐也)

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