高校生が書道パフォーマンス 藤丸
十勝管内高校生による「書き初め2018~パフォーマンス書の展~」が2日午前11時から、藤丸7階催し会場で始まった。11校の書道部が、4日までの日程で力強いパフォーマンスを披露。書き上げた大作に、訪れた買い物客らから大きな拍手が湧いた。
帯広南商業(高坂緋里部長、部員14人)は、心穏やかに平和を祈る「春風致和」の書と、国民的アイドルグループ「嵐」の曲に合わせ、横幅7メートルの紙に希望の2文字と歌詞の一部をしたためた。
帯広柏葉(村上尚哉部長、部員46人)は縦6メートル、横4メートルの紙に、富士山、ナス、タカを描き、百人一首から季節にちなんだ5首を選び揮ごう。映画「ちはやぶる」のテーマ曲をモチーフに、「光・超・花」を大筆で記した作品は映画の世界観を表現。
創部11年目の帯広大谷(水口理子部長、部員30人)は、人気バンド・スピッツの「春の歌」から歌詞の一部と、大筆によるダイナミックな「迎春」を書き上げた。
見学した帯広市の橋爪亜依さん(17)=江陵2年=は「迫力が伝わり、見応えがあった。カラフルな出来栄えできれい」と感激していた。
3日は帯広北、芽室、江陵、音更の4校が、4日は鹿追、帯広三条と帯広緑陽・士幌がそれぞれパフォーマンスを行う。両日とも午前11時から。同時に開催される大書の展示は4日午後4時まで。(折原徹也)