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冬の姿を観察 動物園冬季開園始まる

ゴマフアザラシの泳ぐ姿に見入る家族連れ(2日午前11時40分ごろ、金野和彦撮影)

 おびひろ動物園(柚原和敏園長)の冬季開園が、2日始まった。早朝から冷たい風が吹き、開園時間の午前11時の帯広市の気温は氷点下1・4度。手袋や帽子で防寒対策をした多くの親子連れらが訪れ、1カ月ぶりの動物園を楽しんだ。

 この日は開園から徐々に来園客が訪れ、昼ごろににぎわった。冬毛に生え替わったゴマフアザラシやエゾシカ、ニホンザルなどに来園者からは「暖かそう」など声が聞こえ、夏場とは違う姿を見せる動物を観察していた。

 音更町の森田航成ちゃん(4)=鈴蘭保育園年中=は両親と弟の凌成ちゃん(2)=同2歳児クラス=と訪れ、「シマウマが1頭増えていてびっくりした。ライオンが好きで楽しみにしてた」と話していた。

 冬季開園は来年2月25日までの毎週土・日曜と祝日に開かれる。(松田亜弓)


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