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鳥インフル対策で一部鳥類の展示施設閉鎖 おびひろ動物園 

鳥インフルエンザ対策で漁網が掛けられたエゾフクロウ舎。左は柚原園長

 鳥インフルエンザ対策として、おびひろ動物園(柚原和敏園長)は当面の間、一部鳥類の展示施設を閉鎖し、展示方法を変更する。接触を避けるため、来年1月に予定していた「1日飼育係」など2件のイベントは取りやめる。

 インコなど小鳥が放し飼いになっている「どんぐりの家」は23日に閉鎖し、観覧を中止した。

 また、野鳥との接触を避けるため、室内獣舎を持たないフクロウ舎、ワシタカ舎は網目の細かい漁網をおりの上にかぶせる。漁網は20日にエゾフクロウ舎への導入が完了、今後、資材が着き次第、順次作業を進める。こちらの観覧は従来通り、おり越しにできる。

 同園は3日の冬季開園スタートから対策を取り、すでにフラミンゴやペリカンなどは室内獣舎での飼育に切り替えている。

 一方、飼育係や獣医の仕事を体験できる来年1月21日の「小学生の一日飼育係」と、バックヤードなどを見学できる同28日の「冬の裏側探検隊」は中止する。2、3月のイベントは鳥インフルエンザの状況を考慮して決定する。

 柚原園長は「動物を守るため、できることからしていく。フクロウやワシは多少、見づらくなるが、ご理解いただければ」と話している。(松田亜弓)

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