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サクラ鮮やかに 開花宣言間近?

一足早く開花し、地域住民らの目を楽しませているエゾヤマザクラ(27日午前10時半ごろ、帯広市内の伊豆倉組で。金野和彦撮影)

 春の陽気が続き、帯広市内では一部の桜が鮮やかに花を開かせている。帯広測候所の開花宣言はまだ出ていないが、一足早く住民の目を楽しませている。

 建設業の伊豆倉組(東6南7)の敷地内にある樹齢40年以上のエゾヤマザクラは、27日午前の段階で5分咲きとなり、本社建物に近い部分はほぼ満開に。窓ガラスや白壁の反射熱の影響で、周辺の桜より1週間ほど早く咲くという。

 伊豆倉米郎常務(53)は「桜を見ると暖かさを感じる。地域の人にも楽しんでもらえれば」と話す。

 帯広測候所の敷地内にある標本木・エゾヤマザクラは同日午前の時点で、花びらが見えるほどつぼみが膨らみ、開花を待ちわびている。標本木開花日の平年値は5月4日で、昨年は4月26日に開花。日本気象協会の最新予報では、今年の帯広の開花は28日となっている。

 帯広の28日の天気は曇りで予想最高気温は11度。29日は雨か雪が降る見込みで、最高気温は6度と予想されている。(池谷智仁)

関連写真

  • つぼみが膨らみ、開花を待つ帯広測候所内の標本木(27日午前10時45分ごろ。金野和彦撮影)

    つぼみが膨らみ、開花を待つ帯広測候所内の標本木(27日午前10時45分ごろ。金野和彦撮影)

  • つぼみが膨らみ、開花を待つ帯広測候所内の標本木(27日午前10時45分ごろ。金野和彦撮影)

    つぼみが膨らみ、開花を待つ帯広測候所内の標本木(27日午前10時45分ごろ。金野和彦撮影)

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