756人が食とサイクリング満喫 中札内
【中札内】サイクリングと十勝の食を組み合わせたイベント「第3回十勝中札内グルメフォンド」(実行委員会主催)が11、12の両日、中札内農村休暇村フェリーエンドルフを発着点に開かれた。2日目のサイクリングには管内外から7~79歳の756人が参加し、緑豊かな農村景観の中を疾走した。
今年は中札内と更別、帯広、大樹を巡る形で延長130キロ、80キロ、30キロの3コースを設定。参加者は管内が246人で、道外からは156人。最も遠方では沖縄からの参加もあった。スペシャルゲストとして、元ロードレース日本代表の山本雅道さんと、元バレーボール日本代表の益子直美さんも出場した。
12日は午前7時、130キロコースに出場の約300人を皮切りに、同9時以降、80キロコースと30キロコースが順次スタートした。参加者は暑さ対策を整えてロードバイクにまたがり、ペダルを踏み込んだ。
4月にロードバイクを始めたばかりで、自転車イベントは初出場という帯広市内の会社員鈴木鵬巨(ほうだい)さん(24)は「大勢の人とサイクリングを楽しめるのが魅力。ペースを守って完走したい」。沖縄県サイクリング協会会員で仲間13人と挑んだ森豊さん(52)は「沖縄にはないパノラマの景色が最高。ジャガイモもおいしくて大満足」と喜んでいた。
11日の前夜祭では、中札内産の枝豆を使った料理が振る舞われた。2日目のサイクリング後、参加者はバーベキューで交流を深めた。(杉原尚勝)
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