新生おびひろ氷まつり開幕 緑ヶ丘、夢の北広場、広小路3会場
帯広三大まつりの1つで厳冬の十勝を彩る「第52回おびひろ氷まつり」(帯広のまつり推進委員会主催)が6日午前10時、帯広市緑ケ丘公園をメーン会場に開幕した。今年は中心部の夢の北広場(JR駅北側)と広小路も加えて3会場での開催となり、8日までの3日間、新たな姿で来場者を出迎える。
緑ケ丘公園会場では「ありのままの十勝」をコンセプトに、十勝の農場風景など“十勝らしさ”を感じられる氷雪像や多彩なアトラクションを用意。各団体が製作し、最も大きいものでは高さ7メートル、全長27メートルある大小の滑り台も、お目見えした。
初日は午前中から多くの幼稚園児や家族連れなどが詰め掛け、会場は笑顔と歓声に包まれた。子供たちはお目当ての滑り台に長い列をつくった。音更町下士幌小学校は低学年の児童がバスで来場。1年生の和田健太郎君(7)は「滑り台は思ったよりスピードが出て楽しかった」と興奮気味に話していた。
夢の北広場では、同日午後4時からカーリング体験が行われ、氷で作った「アイスカフェ」は夜にライトアップされ、幻想的な雰囲気を演出する。広小路会場では、氷彫刻や小学生が製作した氷のお面が並んでいる。
帯広測候所によると、帯広のこの日正午現在の気温は氷点下3・4度で平年並み。7日は好天に恵まれ、8日はまとまった雪が降る見通しという。(川野遼介)
◆第52回おびひろ氷まつりについて
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