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旭楽器生徒3人が全国へ ショパンピアノコンクール

ショパン国際ピアノコンクールで全国大会出場を決めた横田君、石岡さん、鈴木さん(前列左から)と指導する久保さん、池田さん(後列左から)

 帯広旭楽器商会のヤマハ音楽教室に通う石岡春香さん(札内南小4年)横田華月君(川西小4年)、鈴木花梨さん(帯広大谷高1年)の3人が「第16回ショパン国際ピアノコンクール in ASIA」の北海道地区大会(11月3日・札幌市)で入賞し、全国大会(2015年1月3~10日・神奈川県)に出場する。

 石岡さんは銀賞、横田君と鈴木さんは銅賞で全国大会行きを決めた。

 石岡さんはクレメンティの「ソナチネ」とブルグミュラーの「バラード」、横田君はオギンスキの「マズルカ」とバッハの「小プレリュード第4番」、鈴木さんはバッハの「平均律ⅠⅠ巻2番」とショパンの「スケルツォ」を演奏した。

 石岡さんは「タッチミスもあったけれど練習通りに演奏ができた」、鈴木さんは「音の響きやダイナミックに弾くところとその逆の違いを表現できた」と話す。横田君は「もうちょっと大きい音を出せれば良かった」と悔やんだ。

 石岡さんと横田君を指導する久保由香里さんは「石岡さんは家でも毎日課題に挑戦している。横田君は普段はのんびり屋さんだけれど、エンジンがかかったときの集中力はすごい」と評価。ともに全国大会での完璧な演奏を目指して練習を重ねている。鈴木さんを指導した池田弘子さんは「ピアノへの取り組みが丁寧で表現力もある」とし、さらなるレベルアップに期待を寄せる。(大谷健人)


◆ショパン国際ピアノコンクールについて
ショパン国際ピアノコンクール in ASIA-公式ホームページ

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