夜の温泉街ハロウィーンで演出 オータムフェスタｉｎ十勝川
町商工会が音更メロディーラインに飾り付けるジャックオランタンをデザインした提灯
【音更】十勝川温泉街の秋の恒例イベント「オータムフェスタｉｎ十勝川」（実行委員会主催）が１１日午後８時、十勝エコロジーパークで開幕する。今年は会場をハロウィーンの雰囲気に演出し、１１月３日までの期間中、星空観察や熱気球係留などを行う。音更町商工会は期間中、道東道音更帯広インターチェンジから十勝川温泉に通じる音更３号線道路「音更メロディーライン」にカボチャ形提灯を飾り付け、イベントを盛り上げる。
夏のホタル観賞会に続く恒例のロングランイベント。今年は収穫祭が起源のハロウィーンで演出することで、来場者に農業王国・十勝の実りの秋を感じてもらう内容にした。
カボチャをくり抜いて作る「ジャックオランタン」をエコパ内のビジターセンター出入り口に配置。初日は３０個程度だが、各宿泊施設で行うランタン作製体験で出来上がったランタンを随時会場に飾り、ハロウィーン当日には１００個以上が会場に並ぶ予定だ。
町商工会はジャックオランタンを模した提灯（直径４０センチ）を３００個用意し、音更メロディーラインの延長１５キロに５０メートル間隔で設置する。自動点灯するソーラータイプのＬＥＤ照明を使っており、沿線は夜間、幻想的な雰囲気に彩られる。
イベントの開催時間は午後８時から同８時５０分。ガイドによる星空観察会（参加無料）や、地上約３０メートルまで上昇させた熱気球から夜景を眺める「ナイトバルーン体験」（大人１５００円、小学生６００円）、音更の特産品が当たる抽選会などを行う。
実行委事務局の町十勝川温泉観光協会は「ぜひ十勝の秋の雰囲気を楽しんでほしい」としている。問い合わせは同協会（０１５５・３２・６６３３）へ。（杉原尚勝）
