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旧いっきゅう跡に全国最大級のスポーツクラブ オカモト

オカモトが帯広市白樺通に建設するスポーツクラブの完成予想図

 オカモトホールディングス(帯広市、岡本謙一社長)は、同市西19南2の旧紳士服販売チェーン店跡地(旧いっきゅう跡地)に、スポーツクラブ施設を建設する。来年10月ごろのオープンを目指す。延べ床面積約3300平方メートルで、10コースのプールなどを備え、同社のスポーツクラブでは全国最大規模となる。

 同敷地内の帯広スイミングスクールは、オカモトが1984年に初めて開設したスポーツ施設で、同グループにとっては多角経営の発祥の地。今年が30周年の節目に当たることから、再開発に踏み切った。すでに空き店舗の解体に取りかかり、来年の春ごろから建設工事に入る。

 運営はグループでスポーツクラブなどを経営するウェルネスフロンティア(東京、岡本将社長)が担う。新店舗名は「スポーツクラブJOYFITいっきゅう店」(仮称)。建物は鉄骨造一部2階建て。プールは25メートルで、6コースの子供用と4コースの大人用の2種類を備える。他に、十勝管内では初導入となるホットヨガスタジオや温浴施設もあり、銭湯客の需要も見込む。レッスンスタジオは2面、マシンジムスペースは約460平方メートルを確保している。

 敷地約1万5000平方メートルは2011年に同グループが取得。敷地内にはサッポロドラッグストアーとセブンイレブンの誘致も決まっている。駐車スペース約300台を確保した。同グループは事業費は非公表としているが、十数億円と見込まれる。

 同店の開店に合わせ、帯広スイミングスクールと、近接するJOYFIT帯広西店(市西21南4)は同店と合併する。

 同跡地では、1985年に地元スーパー福原がオープン。その後、スポーツショップ、紳士服店などが入居したが、2012年4月に紳士服店が移転して以降、空き店舗となっていた。白樺通沿いでも集客力の高いエリアで、跡地利用が注目されていた。

 同グループは「JOYFITのノウハウを生かし、多くの人でにぎわう地域にしたい」としている。(長田純一)


◆株式会社オカモトホールディングスについて
オカモトグループ-公式ホームページ

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