トップアスリートが指導 財団30年でスポーツフェス
帯広市文化スポーツ振興財団(金澤耿理事長)の設立30周年記念事業「ざいだんスポーツフェス」は、帯広市内の明治北海道十勝オーバルで開かれた。北京やロンドンの五輪日本代表やサッカー元コンサドーレ札幌の選手ら10人が集まり、体験教室やトークショーでスポーツの楽しさを子供たちに伝授した。
午前10時15分からのバドミントン教室では、北京五輪女子バドミントン日本代表の小椋久美子さん(30)が指導。十勝管内の少年団所属の小学4~6年生20人が参加した。
小椋さんは手本を見せながら、手の動きやネット際の打ち方などを指導。子供たちはトップアスリートの言葉を真剣な表情で聞き入り、その後2人一組で練習した。芽室少年団の関根陸君(12)は、「五輪選手に会うのは初めて。教え通りにやったら上達した」、飛田修君(同)は、「小椋さんは僕のくせをすぐに分かってすごい」と目を輝かせた。
このほか、元コンサドーレ札幌の曽田雄志さんらのトークショーや、参加選手4人がプレーを披露した。また同会場では、財団30周年記念感謝祭も開かれた。(山岡瑠美子)