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ホワイトデー商戦活気 売れ筋は高単価、ギフトは前年並み

ホワイトデーを前ににぎわう藤丸地下1階の特設売り場(13日午前11時ごろ)

 14日のホワイトデーを目前に、帯広市内の百貨店や菓子店などでは商戦のピークを迎えている。新型コロナウイルス感染拡大による外出自粛の影響を受け、消費低迷が心配される中、各店とも新商品もそろえ、ニーズに応えている。

 「お返しに喜ばれるのはやはりお菓子。見た目に華があるチョコレートケーキを妻に贈りたい」。幕別町の会社員吉田享平さん(36)は藤丸地下1階に並ぶショーケースを見つめ、有名ブランドのチョコレートケーキを手に取った。

 藤丸では例年同様、バレンタインデー後の2月16日から地下1階に特設売り場を開設。

 今年は期間中、同店初登場となるダロワイヨ(東京)の「オペラサンク」(1296円)をはじめ、約500種類の菓子を用意している。

 熊谷嗣幸食品課長は「3000円から5000円など比較的高い単価の物が売れ筋。外出を控える動きもあり、これまでの売り上げは前年比で10%ほどダウンしている。当日が土曜のこともあり、きょう(13日)の午後にかけてがピーク」と話す。

 市内の菓子店「菓子の家」では、毎年この時期に人気のホールケーキ「ホワイトガトーショコラ」(1400円)に加え、今年は新たにフルーツを使ったホールケーキ2種類を用意。同店は「新型肺炎の流行で不安だったが、ホワイトデーギフトは前年並みに動いている」としている。(沖田唯可)

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