秋晴れの下 墓参りぬかびら2・6度
秋の彼岸に入った20日、十勝管内の墓地では、花や供物を手に墓参りをする人の姿が多く見られた。
この日は秋晴れが広がる穏やかな一日に。帯広測候所によると、朝の最低気温は上士幌町ぬかびら源泉郷で2・6度などと冷え込んだが、日中は暖かく、正午現在の気温は帯広で23・7度だった。
帯広の緑ケ丘墓地には午前中から、家族連れなどが足を運んだ。市内に住む80代の夫婦は墓石に水をかけ、タオルできれいに拭き取った後、花や供物を供えて手を合わせた。「彼岸は天気が荒れることが多いが、きょうは穏やかでよかった」と話した。
同測候所によると、彼岸が明ける26日までの十勝地方は、3連休初日の22日と25、26日が曇り時々雨。そのほかは、おおむね好天が見込まれている。(牧内奏)