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「小暑」十勝は肌寒く 今夜から大雨に注意

雨露を受けて色鮮やかに咲く道端のアジサイ(7日午前8時半ごろ、帯広市東3南9で)

 7日は二十四節気のひとつ「小暑」。本格的な暑さが始まる頃とされるが、上士幌町ぬかびら源泉郷の最低気温は8・1度など、十勝地方はやや肌寒い朝を迎えた。7日夜遅くから8日にかけて大雨になると予想され、土砂災害などに警戒が必要となっている。

 十勝地方は未明から雨が降り始め、正午までの降水量は広尾8・0ミリ、帯広1・0ミリだった。市内では、道端に咲くアジサイが青い花びらを雨にぬらしながら鮮やかに咲いていた。

 7日夜は日本海から前線を伴った低気圧が発達しながら近づき、8日には北海道付近を通過する見込み。7日正午から8日正午までの雨量は、管内の多い所で100ミリが見込まれている。7月に入っての雨で、地盤が緩んだり河川が増水している所もあり、帯広測候所は今後の大雨による土砂災害や河川の増水への注意を呼び掛けている。

 8日の十勝地方は雨で、昼すぎから曇りで晴れ間も見えそう。帯広の予想最高気温は22度。
(折原徹也)


◆十勝管内の気象データについて
気象庁のアメダス観測地点(十勝管内。気温、降水量など)-気象庁公式ホームページ

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