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フクジュソウ顔出す 帯広氷点下10度 春分の日

陽光を浴びて庭先に咲き始めたフクジュソウ(21日午前11時20分ごろ、帯広市内。塩原真撮影)

 春分の日の21日、十勝地方は晴れて地表の熱が奪われる放射冷却現象の影響で、各地で冷え込んだ朝を迎えた。帯広市内では寒さに負けずにフクジュソウが花を咲かせ、春の訪れを告げている。

 帯広測候所によると、各地の最低気温は上士幌町ぬかびら源泉郷氷点下17・2度、芽室同15・8度、陸別同15・7度。帯広は同10・6度と2月下旬並みの冷え込みとなったが、正午までに1・4度まで上昇した。

 帯広市西17南39の森田千勝さん(74)宅の庭には3日ほど前からフクジュソウの花が咲くように。森田さんは黄色の花を前に「歩道の除雪をして地面が暖まったことで、他の場所より早く咲いたのでは。花を見ると春が来たと感じる」と柔和な笑顔を浮かべた。

 22日は午後から雪が降る予報で、降雪量は市内で5~10センチ、中南部で15~20センチを予想している。
(高津祐也)

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