防災アンケート まちマイ南町中エリア編
冬の停電の備え「なし」が15人も
「まちマイ南町中エリア編」では、地域住民を対象に防災に関するアンケートを行いました。
9月6日に発生した胆振東部地震による大規模停電を受けて、停電災害の対応について質問(期間中に会場で実施。回答95人)。今回用意していた備え(複数回答)では「懐中電灯」が81人で最多で、「ラジオ」65人、「ろうそく」56人、「ランタンなど照明」38人の順で、「非常用電源」を持っていたのは6人だった。「なし」も2人いた。
自宅で用意している「冬季の停電に備えた暖房設備」では、「電気が不要な石油ストーブ」が46人、携帯カイロ38人で、「なし」も15人に上った。
想定外の停電災害への対応が不十分だったことと、近づく冬に備えた万が一の備えも十分には進んでいない状況が浮かんだ。
胆振東部地震被災地 写真展や動画で紹介
まちマイ会場では19、20の2日間、「災害報道ミニ写真展」が催された。十勝毎日新聞の記者が被災地で撮影した、胆振東部地震の写真12点が並んだ。
写真は地震で特に被害の大きかった厚真町、むかわ町、日高町の様子。ドローンを使用して上空から撮影した厚真町内の崩れた山や道路、むかわ町の商店街の倒壊した家屋の様子などが展示された。
また、被災地で記者が撮影した約5分間の動画をテレビ画面で紹介。地震から1週間後の町の様子を伝え、立ち寄った人たちが食い入るように見入る場面も見られた。
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