オタ芸やアニメ飯 100人が歓喜 コスプレナイト
氷まつり連動企画
おびひろ氷まつりに連動した初企画「コスプレナイト」(おびひろ氷まつり実行委員会主催)が4日夜、帯広市内の十勝農園で開かれた。思い思いの衣装に身を包んだ十勝管内外のコスプレイヤーら約100人が集まり、交流を深めた。
写真を撮り合ったり、アニソンDJちっぺ(札幌)の流す音楽に合わせて歌やダンス、サイリウムを振り回す“オタ芸”などで大いに盛り上がった。アニメや漫画に登場する料理を再現した10種類の“アニメ(漫画)飯”も並び、コスプレイヤー同士が食事を囲んで談笑する姿も見られた。
とかち青空レディの藤井早紀さん(24)はセーラームーンの「セーラーマーズ」に扮(ふん)し、「こうしたイベントを通じて十勝がもっと活気づけば」と期待。コスプレ愛好グループ「白黒夢(モノクローム)」のメンバーで、市内の愛国駅のPRキャラクター「めぐみ」の衣装を自前で用意した札幌市内の岡本玲花さん(23)=音更町出身=は「私たちの趣味を共有できる場の大切さを改めて感じた」と話していた。(小縣大輝)