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巨大滑り台に行列 4会場で開幕 おびひろ氷まつり

氷の大滑り台に大喜びの子どもたち(3日午前11時20分ごろ、帯広緑ケ丘公園で、金野和彦撮影)

 「第54回おびひろ氷まつり」(帯広のまつり推進委員会主催)が3日午前、開幕した。会場は緑ケ丘公園をメインに広小路、夢の北広場、帯広競馬場の4会場。5日までステージショーや体験イベント、氷雪像の展示など、多彩な催しが楽しめる。

 初日の午前9時の気温は平年より6・9度低い氷点下16・4度となったが、緑ケ丘公園会場では午前中から大勢の幼稚園児や家族連れなどが訪れ、楽しんだ。自衛隊の大氷雪像制作隊による高さ7メートル、長さ27メートルの巨大滑り台には長い行列ができ、子どもたちは声を上げて元気よく滑っていた。

 上士幌町から初めて氷まつりに来たという北居辺保育所の関口永一郎ちゃん(3)は「迷路が面白かった。他にもたくさん遊びたい」と目を輝かせていた。

 同会場では他にも十勝グルメや市民氷雪像の展示などが楽しめる。広小路には、小学生による氷のお面や氷彫刻を展示。夢の北広場(JR帯広駅北側)では午後からカーリングが体験できる。また、期間中は緑ケ丘公園会場で初めてとなる、3夜連続の花火大会も行われる。(藤島諒司)


◆第54回おびひろ氷まつりについて
スケジュール、会場マップなどイベント概要全般-帯広のまつり推進委員会公式ホームページ

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