ばんえい十勝 人気ジョッキー大河原和雄騎手の引退セレモニー
ばんえい十勝は26日、大河原和雄騎手(57)=服部義幸厩舎(きゅうしゃ)所属、根室管内別海町出身=の引退セレモニーを帯広競馬場パドック横で行い、ファンに親しまれた名ジョッキーの最後を祝った。
大河原騎手は1985年4月に騎手デビュー。初騎乗のカツハル号で初勝利して以来順調に勝ち星を重ね、20日時点での成績は2万7522戦3372勝(うち重賞54勝)で、歴代2位の勝利数を記録した。
引退セレモニーでは、佐藤徹也市ばんえい振興室長から花束を受け取り、ファンの前で「来シーズンから調教師として、みんなの力、応援の力を借りて頑張ります」とあいさつ。服部調教師、妻や3人の子どもらから花束をもらい、笑顔がはじけた。騎手仲間が3度胴上げし、ファンらから親しまれたスター騎手の新たな門出を祝った。
33年間の騎手生活を終える大河原騎手に、妻の真奈美さん(57)は「お疲れさま。ご飯より馬が好きで、これからは念願の調教師として思う存分やってほしい」と話した。
大河原騎手は、最後の騎乗となる27日第9レースで有終の美を飾る。12月1日に調教師免許が交付され、来年度から調教師としての人生が始まる。(折原徹也)
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