新入社員考案「父の日」パン 満寿屋
パン製造販売の満寿屋商店(帯広、杉山雅則社長)は18、19の両日限定で、新入社員8人がコンセプト、パッケージデザインを手掛けた父の日限定商品「Papan」(パパン)を全店で販売する。
パパとパンをかけ、同社商品ミルクフランスをアレンジした。「いつもと違ったおやつ」をコンセプトに、「コーヒー味」と、十勝産クリームチーズと辛さが絶妙な「山わさび味」の2種類。4月に開発プロジェクトが始まり、4回ほどの試作で完成。入社2年目の社員8人も協力した。
パッケージはおやつのイメージから着想し、キャンディーを模したデザインを採用、包装紙は7種類用意した。数量限定で、価格は2種類セットで350円。新入社員の赤坂玲見奈さん(19)は「Papanを食べて家族の仲が深まり、いつもと違う会話が生まれたら」と期待。同期の君塚美沙さん(18)も「お客さまに食べていただけるのはうれしい。良い経験ができた」と笑顔で話した。(星茉莉枝)