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氷まつり、準備着々 4日開幕、氷雪像が姿現す

巨大なハートをシンボルに会場造りが進む勝毎会場(1日午前10時50分ごろ、緑ケ丘公園)

 「第53回おびひろ氷まつり」(帯広のまつり推進委員会主催)は4日の開幕が迫り、会場造りが追い込みに入っている。今年から4番目の会場として加わる帯広競馬場では1日、雪の滑り台造りがスタート。メーン会場の緑ケ丘公園でも、勝毎氷雪像の制作などが急ピッチで進んでいる。

 緑ケ丘公園でも、陸上自衛隊の滑り台や市民氷雪像など会場造りが着々と進んでいる。

 このうち、十勝毎日新聞社の大氷雪像は高さ4・5メートル、幅25メートル、奥行き15メートル。巨大なハートが目印で、まつり期間中は恋人同士や親子で楽しめる各種アトラクションが用意される。

 現場責任者の佐藤貴俊さんによると、現時点での進捗(しんちょく)率は70%ほど。メーンとなる氷の大雪像は既に完成し、1日は午前8時から、湾曲した台の上から玉を転がして遊ぶ「ハッピーボウル」の制作が進められた。

 佐藤さんは「3日午後までの完成を目指している。初日から多くの人に楽しんでもらえるよう頑張りたい」と話した。

新会場の帯広競馬場でも滑り台造りが始まった(1日午前9時半ごろ)

 帯広競馬場は昨年の同まつりではシャトルバス発着場として利用されたが、競馬場の利用者にもまつりを楽しんでもらおうと、今年から会場の一つに。1日はショベルカーなどの重機が午前9時ごろから作業に入り、場内南側広場に運ばれていた雪山を崩し、滑り台の形を作っていった。滑り台は6、7日の午前10時~午後3時に遊べる。

 同競馬場では同じく6、7日、「冬のばんば馬車運行」(午前10時45分~午後0時15分)も楽しめる。また、入場門には6~8日に約400個のアイスランタンも置かれる予定で、来場者との点灯も行う。敷地内の「とかちむら」の入り口には6~8日、ばん馬の氷彫刻も展示される。

 ばんえい十勝は「ばんえい競馬に来たことがない人も、これを機に、気軽に遊びに来てほしい」(広報)と呼び掛ける。
(大木祐介、菅生佳孝)


◆第53回おびひろ氷まつりについて
かちまいイベント情報等-十勝毎日新聞電子版
イベント開催予定、新着情報等-公式ホームページ
おびひろ氷まつり-公式Facebook
おびひろ氷まつり-帯広観光コンベンション協会公式ホームページ

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