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町のリーダー論熱く 大樹町長選討論会

参加した町民らを前に、出馬動機や政策を発表する酒森氏と加藤氏(右から)

 【大樹】任期満了に伴う町長選(21日告示、26日投開票)に出馬を予定する前副町長の酒森正人氏(56)と町議の加藤明浩氏(55)=くじ引き順=を招いた公開討論会が19日、大樹町福祉センターで開かれた。両者が出馬動機や政策について発表し、まちづくりの新リーダーとなる意欲を示した。(15面に採録)

 町内若手有志による「大樹の明日を考える会」(坂根遼太代表)主催。十勝毎日新聞社が協力し、コーディネーターは同社の高橋幸彦取締役編集局長が務めた。約250人が参加した。

 出馬動機について、酒森氏は「町政の一端を担い、生まれ育った町を愛する気持ちを強く持っている」、加藤氏は「多角的な農場経営経験の集大成として、町民目線で町の役に立ちたい」とした。

 産業振興策として加藤氏は「外貨を稼ぐことが非常に重要。1次産業では加工品に付加価値を見いだす。建設業ではゼネコンを育成し、商業では『北のうまいもん通り』(帯広)のような考え方で活性化させたい」とし、酒森氏は「農業では作業の外注・分業化を図り、農家負担を軽減する。林業は木質バイオマスの普及拡大、漁業は加工推進と養殖事業の継続。新たな起業家を呼ぶことで魅力ある商店街をつくる」と話した。
(関根弘貴)

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