全道高体連 陸上 道場(帯柏葉)ら準決勝へ 400メートル男子は阿部(白樺)ら進出
全国高校総合体育大会(インターハイ・8月、千葉県)への最終関門となる全道高校選手権大会は21日、釧路市で陸上競技が、旭川市でサッカーが開幕した。陸上は午前の四百メートル予選で十勝勢男女7人が午後の準決勝に駒を進めるなど順調なスタートを切った。サッカーは帯柏葉が1回戦で函館工と対戦した。帯北は22日の2回戦からの登場となる。(丸山一樹)
(21日・釧路市民陸上競技場)
330校、1546人が参加し、熱戦の火ぶたが切られた。第1日は男女13種目を行い、午前の女子四百メートル予選は6組の道場夏子(帯柏葉3年)が62秒76をマークし2位に入るなど十勝勢3人が午後の準決勝へ進出。男子四百メートル予選は2組の阿部真光(白樺学園2年)が51秒55で1位に入るなど十勝勢4人が午後の準決勝へ進んだ。
(関係分)
<予選>
【女子】
◇四百メートル
▽1組
(5)平譯郁恵(帯南商)65秒93
▽2組
(4)高田郁久美(帯南商)64秒64
▽4組
(4)佐藤しほり(帯柏葉)63秒85
▽5組
(3)菅原唯(本別)65秒56
▽6組
(2)道場夏子(帯柏葉)62秒76
▽7組
(5)林圭子(帯柏葉)66秒43
(各組上位2人と、3位以下の記録上位8人が準決勝へ)
【男子】
◇四百メートル
▽1組=菅原史哉(帯柏葉)棄権
▽2組
(1)阿部真光(白樺学園)51秒55
(6)玉熊航(帯北)52秒18
▽3組
(1)西貴裕(白樺学園)51秒68
(3)前田晃良(帯緑陽)52秒65
▽6組
(2)橋本翔平(帯柏葉)52秒06
(各組上位2人と、3位以下の記録上位8人が準決勝へ)
後半に持ち前の粘り強さ発揮
○…女子四百メートル予選は、同種目の十勝チャンピオン・道場夏子(帯柏葉3年)が、予選6組を62秒76の2位で、十勝勢トップ通過を果たした。
「とても緊張した」と、前半はリズムに乗れず、やや出遅れたが、後半は持ち前の粘り強さを見せ、トップの選手に食らい付く走りを見せた。
「負けたくないという気持ちを持って臨んでいる。60秒台の記録を出し決勝へ進みたい」と、午後の準決勝、決勝へ向け、気持ちを高めていた。