工場探訪「鉄鋼製品 大月鉄工(清水)」
先端機材で自動、精密加工
鉄材を加工し機械や部品などの鉄鋼製品を製造している「大月鉄工」=清水町、大月啓司社長(41)=。地場資本の鉄工業者としては管内有数の規模と技術を誇る同社の製品は食...
●この記事は会員限定です。勝毎電子版に登録すると続きをお読みいただけます。
先端機材で自動、精密加工
鉄材を加工し機械や部品などの鉄鋼製品を製造している「大月鉄工」=清水町、大月啓司社長(41)=。地場資本の鉄工業者としては管内有数の規模と技術を誇る同社の製品は食...
●この記事は会員限定です。勝毎電子版に登録すると続きをお読みいただけます。
(1)設計 機械の制御など同社の製造工程のほとんどがコンピューター化されており、設計でもCADソフトを使い立体的な設計図を作製する
(2)切断 管内唯一の3次元レーザー加工機を持つ同社ではパイプやH鋼などの立体的な鉄材でも写真のような切り欠きや穴開けなどの切断加工ができ、溶接の工数を削減できる
(3)曲げ タッチパネル式のコンピューターに設計データを読み込むことで自動で鉄材を曲げて立体的にする加工ができる。「箱曲げ」(板の四方を折り箱状にする加工)など手作業では難しい加工もコンピューター制御で簡単に加工。素材の材質や大きさなど必要な数値を入力することでも加工が可能
(5)完成 切断、溶接などを経て完成した鉄製の牧柵
番外編 今年のえとである龍の精密な絵柄を施した作品。写真左下は円筒の鉄板を直接3次元レーザー加工機で切断し模様を描いており、同社の切断技術の高さを示している