「平原まつり」あす開幕 14日は「夢降夜」、15日に「盆おどり」
第77回おびひろ平原まつり(帯広のまつり推進委員会主催)が14日、帯広市内の平原通と広小路で開幕する。「日高山脈」をテーマにした書道と大道芸のコラボパフォーマンスで開会。14日夜の「夢降夜」など、15日まで多彩な催しや食で帯広の夏を彩る。
14日は正午から、旧藤丸前の交差点で開会式を開く。パフォーマンスは、帯広柏葉高校と帯広南商業高校の書道部と大道芸人がコラボする。「夢降夜」は午後7時からで、五穀豊穣(ほうじょう)を祈り、三つのみこしが平原通を練り歩く。
会場各所では、「とかち夏空大道芸フェスティバル」として、9組の大道芸人が来場者を楽しませる。「学生特区 合同学校祭サマープラネット」(7丁目)は初企画。若者たちが自由に表現する場として準備している。ほかに、ふく井ホテルが製作した「移動式モール温泉足湯」、ダンスや音楽の発表、露店やキッチンカーも登場する。
まつりのフィナーレを飾るおびひろ盆おどりは15日午後7時から。20団体と個人の部の一般審査のほかに、昨年に引き続き短時間のみの出場が可能な「自由参加部門」(審査対象外)も設けられる。(廣田佳那)