なつぞら 主題歌はスピッツの「優しいあの子」
十勝が舞台のNHK連続テレビ小説「なつぞら」(4月放送開始)の主題歌が、スピッツの「優しいあの子」に決まった。NHKが19日に発表した。
スピッツのボーカル草野マサムネさんは「『なつぞら』は厳しい冬を経て、みんなで待ちに待った夏の空という解釈です。広く美しい北海道の空の力で書かせてもらいました」とコメントした。楽曲制作のため何度か十勝を訪れ、季節が夏でもそこに至るまでの長い冬を思わずにはいられないと感じ、「冬っぽい仕上がりになった」という。
スピッツは4人組のロックバンドで、「ロビンソン」「チェリー」「空も飛べるはず」などのヒット曲で知られている。
なつぞらの磯智明・制作統括は「ポエティックな優しい歌詞、美しく心地よいメロディー、夢と希望に満ちた世界観。ドラマとともにすてきな1日の始まりを演出してくれるはず」としている。
主題歌と併せ、なつぞらのメインポスタービジュアルも発表された。ヒロインの広瀬すずさんが子牛と並び、生き生きとした表情を見せている。
なつぞらは、終戦直後に十勝の酪農家に引き取られた戦争孤児の奥原なつがヒロイン。十勝で育んだ豊かな想像力と開拓者精神を生かし、草創期のアニメ業界で活躍する姿を描く。(池谷智仁)
◆出演者情報など
・なつぞら-NHKオンライン
◆草野マサムネさんのコメント全文など
・【公式】連続テレビ小説「なつぞら」(@asadora_nhk)-公式ツイッター
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