NHK朝ドラ「なつぞら」出演者発表 岡田将生さん、松嶋菜々子さんら
【東京】十勝を舞台にした、女優の広瀬すずさんがヒロインを務める、100作目のNHK連続テレビ小説「なつぞら」(2019年放送予定)のキャスティングが26日、NHK放送センターで発表された。広瀬さんの兄役には岡田将生さん、養母の父で酪農家役の草刈正雄さん、養母役の松嶋菜々子さん、養父役として藤木直人さんが出演する。「TEAM NACS」から3人も選ばれた。
発表には広瀬さんも同席。TEAM NACSからは、安田顕さん、戸次重幸さんとともに、連続テレビ小説初出演となる音尾琢真さんが出演。安田さんは十勝・帯広のお菓子発明王を演じる。このほか、高畑淳子さん、「おしん」の主役を務めた小林綾子さんと豪華キャストが並んだ。
北海道・十勝でのロケについて、草刈さんは「北海道大好き人間。ロケをこんなに楽しみにしたことは最近なかった」、松嶋さんは「すごく寒いところにロケに行くと聞いている。極寒の寒さの体験など、アウトドア気分で頑張りたい」と述べた。
会見ではアニメーターの刈谷仁美さんが制作したタイトルロゴも紹介された。
会見後の取材で、磯智明チーフプロデューサーはロケ地について陸別町、新得町、帯広市を挙げ「まだロケ場所が決まっていないところがあるので、増えていく可能性がある」とした。
「なつぞら」は終戦直後の十勝で育った主人公が、草創期のアニメ業界で生き抜く姿を描く。放送予定は19年4~9月。今年6月から十勝でロケが始まる予定。(植木康則)
◆2019年度前期 連続テレビ小説「なつぞら」について
・北海道・十勝 編の主な出演者発表-NHK公式ホームページ